2011年9月4日日曜日

騒音犬や庭を荒らす猫、隣家のペットが憎い。英国の場合

Daily Mail記事翻訳)

10人のうち4人が、隣人のペットが我慢できないと述べた。飼い主たちは自分のペットを家族の一員だと考えているが、近所の住人が飼い主と同じような考えを持っていることは稀だ。

調査によると、実際10人のうちの4人が隣人のペットを憎んでいるという。夜通し吠える犬、芝生を汚す猫、庭に穴を掘るペットなど、こういったことがペットを飼っていない住人のよくある不満の一部だ。

イギリスでの調査によると、10人のうちの4人が隣人のペットが我慢ならないという。


その他のペットに対する憎悪は、車の車体につけられた猫の足跡、汚れた脚で飛びかかる犬、そして家屋内に忍び込んで食物を盗む猫、などである。

2,000人の成人に対する調査でわかったことは、10人に1人が苛立たしいペットのことで隣人と争っている一方で、3分の1の人々が隣人の動物に悩まされている。

20人に1人が、問題のあるペットを飼っている家の隣に住むことがもはや耐えられずに引っ越していた。

無理もない話だが、隣人のペットの匂いですら嫌悪する人たちもいる一方で、芝生を台無しにする犬同様に、争い鳴きわめく猫もまた不人気だった。

この調査を行ったGocompare.comのフィル・パターソンさんは話した。「時として、隣人にペットの苦情を訴えることは難しいのです。多くの場合、ペットの飼い主たちは彼らの動物を家族の一員として扱っています。公正を期して言うならば、ペットを飼う世帯はとても幸福なことに、彼らのペットがトラブルを引き起こしているということに気づいていないのです」

※この記事には100以上の外国人読者のコメントがついていますので、今後これらのコメントも紹介するかもしれません。

読後の感想:
昔、私は近隣のお宅の犬が嫌いだった。
その犬は陽光が乏しい庭に繋がれていて、毎日1時間以上も要求吠えを続けていた。犬には罪はないけれど、当時私はその犬と、飼い犬を吠えさせたまま放置している隣家の家人にうんざりしていた。そしてしばらく後、その犬がいなくなったことに気づいた。というのは、あれほどひどかった吠え声が、その頃からまったく聞こえなくなったからだ。家人が困った犬を誰かに託したのか、それとも犬の寿命が尽きたのかはわからなかったが、私や家の者たちは安堵したものだ。
でも、もし今の私だったら、「あらあら、あそこのお宅のワンコがまた吠えてる。お家の人散歩連れて行ってあげていないのかな? お腹すいたのかな? かわいそう……」と、間違いなくそう感じる。この心持の変化の理由は、自分も犬を飼う人間になって犬の素晴らしさを知り、犬という生き物を好む人間になったから。だから今の私は、近隣のお宅でどれほど犬が吠えていようと、まったく気にならない。でも、犬飼いには気にならない吠え声も、犬を飼っていない家庭にとっては間違いなく、騒音以外の何物でもないに違いないし、時として激しい憎悪の対象にすらなるのかもしれない。
だから私は、犬を飼っていなかったときの自分のあの気持ちを忘れずに、モンスター飼い主になっていないか時々は自省しつつ、模範的な飼い主にはとてもなれないだろうけれど、少なくとも常識的な飼い主でありたい。

英文記事: Four in ten of us can't stand next door's pet
By DAILY MAIL REPORTER Last updated at 8:50 AM on 10th March 2011